大阪大学外国語学部
ペルシア語専攻 2回生
佐川 理緒 さん
坪田先生の
世界史の授業が
ペルシア語を学ぶ
きっかけをくれた
イランの都市イスファハーンは、「イスファハーンは世界の半分」と言われるほど繁栄した美しい街です。坪田先生の世界史でイランを習ったとき、歴史的にも魅力のあるこの国にぜひ行ってみたいと思いました。もともと英語が好きだったこともあり、大学は外国語学部のペルシア語専攻を志望するようになりました。
坪田先生は、国と国との関係性や過去と現在のつながりなど、世界を関連づけて教えてくださる先生。教科書に載っていないエピソードや、おもしろくて印象に残る語呂合わせを教わったりもしました。受験の際には、二次試験で出題される世界史の論述対策をしてくださり、繰り返し解答を添削してくださったことが印象に残っています。
ペルシア語専攻は
中東を学ぶ
数少ない機会のひとつ
無事に志望校に合格し、ペルシア語のほか、イラン文化や中東情勢、世界情勢について学んでいます。イスラム教を信仰するイランの人々の価値観にふれ、中東の立場に立って世界を見る視点も養われました。また、私の通う大学には海外からの留学生も多く、成長意欲が高く勉強熱心な彼らの姿に、いつも良い刺激をもらっています。
生徒の自主性を尊重し
先生方が挑戦を後押ししてくれた
賢明で大切にされている「The Best」の精神を、私は「自分ができる限り何にでも挑戦してみること」と捉えています。在学中は、毎週パスポートルームへ通い、中3でニュージーランドの語学研修を体験。Be Leadersプログラムに参加して、「女子高生サミット」でプレゼンもしました。部活動ではハンドベル部と筝曲部の両方に入り、学校行事のほか病院や商業施設での演奏も行いました。さまざまな経験ができたのは、学校が生徒のやりたいことに挑戦できる機会を用意してくれたからです。現在、私はイランへの留学を検討中です。今後も挑戦を続け、学びを止めない自分でありたいと思っています。
「ジェンダー平等」を
キーワードに
今後のより良い社会を模索
熊本で開かれた「女子高生サミット」では、「誰もが能力を生かせる社会づくり」をテーマにプレゼンを行いました。メンバー5人で毎日放課後に話し合い、約半年かけて完成させた研究成果。現地では、他校の生徒との交流もできました。
2021年卒業。大阪大学外国語部ペルシア語専攻2回生。在学中はハンドベル部と筝曲部に所属。Be Leadersのメンバーとして女子高生サミットにも参加した。