2016年8月8日から11日にかけてひょうごボランタリープラザ,NPO法人福島学グローバルネットワークのご協力の下で毎年恒例の東北支援ボランティアに行ってきました。今回も神戸学院大付属,白陵,淳心学院と4校合同での活動になりました。行き帰りのバス2泊というハードな日程でしたが,生徒たちは意欲的に動き,考え,多くのことを学んだ4日間となりました。
![]() |
![]() |
|
福島県いわき市久ノ浜地区に到着,全員で黙祷 | 広野町にあるJヴィレッジを訪問 | |
![]() |
![]() |
|
広野火力発電所の視察研修 | 農と食の体験施設「四倉農営企業 ワンダーファーム」で清掃ボランティア | |
![]() |
![]() |
|
宿泊施設(いわき蟹洗温泉健康センター)で振り返り・全体ミーティング | 四倉海岸でゴミ拾い清掃ボランティア |
震災から5年が経過した福島県ですが,まず印象として海岸沿いの景観の変化に大きな衝撃を受けました。かつての美しい海岸線には防潮堤,スーパー堤防が築かれ,住宅地もかさ上げされたところに移転,復興住宅も多く建設されていました。阪神淡路大震災でも問題化している復興住宅の使用期限の問題も今後問題化していくだろうというお話されていました。特に福島県は原発の問題を抱え,風評被害をはじめとした復興の進行を遅らせる要因があり,これからも継続した支援が必要であること,またしっかりと正確な情報を知る必要性を強く感じました。震災以来,生徒会を中心に取り組んでいる東北支援ですがこれからも継続していくことを確認し,今後の東北全体の復興について考えていくおおきなきっかけとなった4日間となりました。