全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催第62回青少年読書感想文兵庫県コンクールで高校2年の福永葵さんが知事賞に輝きました。
県知事賞を受賞したのは、レオン・レイソン作「シンドラーに救われた少年」(河出書房新社)を読んだ高校2年生福永葵さんの感想文「『知らない』ということ」。
福永さんは感想文の中で、本を読み終えたときに感じた、複雑な感情の大部分は「恐怖」によって構成され、そして、その「恐怖」の正体は「知らない」という言葉であると気づいたと書いています。「知らない」というたった一言で、人は不都合な事実から逃れ、自らを欺くことすらできると。