9月16日(水)、35期生の三浦麻子さんにお越しいただき、高校1年生と3年生を対象に「現代社会を心理学で読む」というタイトルで授業をしていただきました。三浦さんは社会心理学者で、現在は大阪大学大学院人間科学研究科の教授です。
授業では、心理学を学ぼうと思われたきっかけ、そして心理学とは、その中の社会心理学とは何かについてお話しくださいました。特に、なぜ人間は状況によって動かされてしまうのかという「同調圧力」の研究の紹介はとても興味深く、研究することのおもしろさも感じることができたと思います。また、賢明生時代にカトリック教育を受けたことも心理学者としてはとてもよかったとおっしゃっていました。進路選択のひとつに「心理学」が加わった生徒が増えたかもしれません。