2月3日、人権学習として、NGO GOOD EARTH代表の藤原ひろのぶさんをお招きしました。テーマは「世界とわたしたちの繋がりのお話」。コロナ対策をとり、高校生はリヴィエ館でライブで、中学生は各教室に分かれてZoomによるリモートで、藤原さんのエネルギッシュで熱のこもったお話を聞きました。
メディアが発信している情報は本当に正しいのか、私たちの生活は地球の裏側で起こっていることと関係はないのかなど、藤原さんからの問いかけの直球ボールは、どれも深く考えさせられるものばかりでした。おかしいと思うことに声をあげず放置することは、結局自身に返ってくるということ、自分で考えて自分で決めることや行動することの大切さ、二項対立や無関心のもたらすものの恐ろしさ、分け合うこと、思いやることの大きな意味など、未来に生きていくうえで大切なことを考える時間となりました。私たちは世界とつながっているからこそ、小さなことからでもできることはたくさんあるということをあらためて学びました。「人生の幸せとは、集めたものではなく、与えたものなのだ」と言う藤原さんの言葉が心に響いています。