賢明女子学院中学校・高等学校

光あれ 日々の所感 校長 松浦明生光あれ 日々の所感 校長 松浦明生

2024/04/08

2024年度1学期始業式

おはようございます。

冬の間、じっと土の中で春を待ちわびていた虫や鳥たち、そして色とりどりの花たちも目に見えない大地の命の働きを察知して動き始めました。

今年もまた、新年度が始まりました。学年が一つ上がって新しいクラスになり、担任の先生が変わり、クラス変えがあった人もあるでしょう。さて、1学期の始業式にあたり、2024年度の学校の目標を2つお話ししたいと思います。一つ目の目標は、今年度の聖書の言葉を深く味わって受け止め、心に留めておく、ということです。

 

2024年度の聖書の言葉を「テサロニケの信徒への手紙Ⅰより5章の12~18節」までとしました。「兄弟たち、あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主に結ばれたものとして導き戒めている人々を重んじ、またそのように働いてくれるのですから、愛をもって心から尊敬しなさい。互いに平和に過ごしなさい。兄弟たち、あなたがたに勧めます。怠けている者たちを戒めなさい。気落ちしている者たちを励ましなさい。弱いものたちを助けなさい。すべての人に対して忍耐強く接しなさい。だれも、悪をもって悪に報いることのないように気をつけなさい。

お互いの間でも、すべての人に対しても、いつも善を行うよう努めなさい。いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」

 

この箇所は、神に喜ばれる生活についての指針が示されています。昨年度は、聖書の言葉から、「ひとり一人が、小さなからし種のように、成長してやがては自らの力で大きな枝を張るように、努力して欲しい」と言いましたが、今年度は、自己の内面の成長だけでなく、周囲の人々の関わりの中でお互いに助け合い、支え合うことを大切にしてほしいとの願いを込めてこの箇所を選びました。

 

創立者、聖マリーリヴィエも次のような言葉を残されています。「すべての人がよく一致している共同体はなんとすばらしいことでしょう それが天国の情景です」と。

響き合い「共に成長する」を合言葉に、今年も頑張りましょう。毎日の学校生活が充実して楽しいものになるように、互いの意識を高め合い、クラスでも、学年でも、クラブでも、最善を尽くしましょう。

 

二つ目の目標は昨年同様、挨拶を徹底することです。心は声に乗って伝わります。笑顔で、明るく挨拶を交わせば心が軽やかになり気持がいいですね。挨拶は「あなたのことを大切に思っています」という心の現れです。さあ、今年も全力前進、頑張りましょう。友達や先生、ご近所の人、出会う人全てに自分から挨拶するよう心掛け、挨拶と笑顔に溢れる賢明女子学院生を目指しましょう。

 

それでは新しい学年が充実したものとなるように、瞑目をいたしましょう。

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