賢明女子学院中学校・高等学校

光あれ 日々の所感 校長 松浦明生光あれ 日々の所感 校長 松浦明生

2025/12/01

2学期 HRノートより

いよいよ12月です。街の景色も冬らしくなり、今年も残すところあと1か月となりました。振り返れば、2学期も本当にあっという間だったように思います。今、目の前の皆さんの顔を見ていると、夏休み明けの顔とは違って、頼もしく見えます。皆さんが日々の努力が、表情に現れているのです。とても嬉しく思います。

さて、明後日から、2学期のまとめとなる2学期末テストが始まります。高3の皆さんにとっては「卒業テスト」となり、これまでの賢明での学びを締めくくる大切なテストです。

今日の話は皆さんのHRノートからの抜粋です。学期に一度は、HRノートから、皆さんと共有したい話を選んで読むようにしています。以前にも話しましたが、HRノートを読むと各学年の取り組みや、書いた人の心の動きがとてもよく伝わってきます。そこには、日々の生活の中で感じたこと、仲間との関わり、努力の跡が刻まれています。

 

追悼行事について

・・・人は一人では生きられず、家族や友人、社会との関わりの中で努力したことや達成したことによって命が輝きます。命には制限時間があるからこそ、今をどのように生きるのかという意義や考えが生まれます。日々の暮らしの中で感謝の気持ちを忘れず、人を大切にする心を持つことが、命を大切にすることにつながるのだと思います。・・・(高校生)

 

創立記念行事について

・・・賢明74周年という歴史の中で、たくさんの先輩方が卒業していきました。賢明の「ザ・ベスト」の精神を胸に、今もさまざまな場でご活躍されていると思うと、改めて大きな歴史を感じました。今日感じたことを忘れず、これからの学校生活でも感謝の気持ちを持って行動し、周りの人に丁寧に向き合っていきたいと思いました。・・・(中学生)

 

学期の振り返りから

・・・土台の大切さを感じました。どんなに良い結果を出すにも、最も大切なのは日々の努力です。地道な努力を積み重ねていくことで、やがてその努力が大きな実を結びます。

私は、わからない問題があると、必ず友達や先生に質問し、理解できるまで考え続けました。また、友達に教えることもありました。その時、一人では成長できないのだと強く感じました。だからこそ、一緒に成長できる友達を大切にしたいと思いました。学校生活は忙しくなりましたが、今の環境に感謝したいです。・・・(中学生)

 

皆さんのHRノートから伝わってくるのは、どの場面でも「感謝の心」と「日々の努力」の大切さです。人は一人では成長できず、仲間や先生方との関わりの中で、学力が伸びていくのです。期末テストは、これまでの積み重ねを形にする機会です。これまでの努力を信じて臨んでください。わからないことを友達に尋ねたり、先生に相談したりした経験は、必ず皆さんの力になります。

テストは一人で受けるものですが、その背後には支えてくれる友達や先生、そして家族がいます。皆さんの努力を見守り、応援してくれる人たちがいることを忘れないでください。感謝の心を持って、最後まで丁寧に取り組みましょう。努力の土台は決して裏切りません。皆さん一人ひとりの頑張りが、必ず未来に繋がっていきます。

寒さが厳しくなる季節ですが、心は温かく、前向きに。最後まで力を尽くしてください。

 

 

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