賢明女子学院中学校・高等学校

光あれ 日々の所感 校長 松浦明生光あれ 日々の所感 校長 松浦明生

2023/10/23

2学期 HRノート

2学期も、はや折り返し地点となりました。今朝は皆さんの書いたHRノートから2つ選んで紹介します。1学期にも一度紹介しましたが、HRノートは各学年主任の先生や、教頭先生方、教務部長の先生、いろんな先生方が読まれます。賢明ファミリーですから、先生たちもみんなの考えや思いを理解して一緒に共有してくださっているのです。前回と同様、抜粋しての紹介ですので了解してください。 1つ目は学院祭のことについてです。

『今年の学院祭のテーマである「Blue Spring」は漢字に直すと「青春」です。そこで青春とは何か考えてみました。人によって「青春」という言葉の価値観、意味、考えは違います。その中で賢明生全員が伝えたいメッセージというものがとても気になりました。私が部活での演奏で何を伝えたいのか、また、たくさんの部活での舞台で、何を伝えられているのか。

このように考えることで今日の舞台では、学ぶことも考えることもできた充実した1日でした。今日の演奏で私は「楽しさ」という青春と「永遠」という誓いを込めて演奏しました。楽しさは同級生や後輩、全ての人に届けたいメッセージです。永遠は昨年引退されたH3の先輩方へのメッセージです。先輩方が守られてきた部活を守っていくことを伝えるために演奏しました。~~中略~~生徒公開の舞台で学んだことをもとに「私が伝えられるメッセージは何なのか」もう一度考えようと思いました。きっと来年、最大限の苦労を乗り越えてできる楽しさのヒントになると思います。』

2人目は「友達から学ぶ思いやる力」というタイトルです。
『リヴィエ館でドッジボールと大繩跳び大会をしました。どちらも盛り上がりましたが、

ドッジボールの声援、クラスメイトの情熱には感動しました。私のクラスにドッジが得意な

2人のうち、1人があてられた時はとても焦りました。でもそんなときに友達が、「大丈夫!」

と言ってくれたことで、私は最後まで頑張れました。阪神タイガースが優勝した時の秘話で

「ピンチの時こそチャンス」と言っている選手がいました。まさしくそれです。嬉しいとき

も辛いときもどんな時も仲間と励まし合うということを学びました。僅差で勝ち、素直に勝

利を喜びましたが、対戦した相手チームも私達に拍手を送ってくれている姿をみて「相手を

思いやる力」という真の強さを知りました。今日のLHRで学んだことは、これからの人生

においてどんな場面でも大切なことです。共感する力、相手を思いやる力、それこそが人の

心を豊かにすると思います。今日の人と人との繋がりを実感したこの気持ちを忘れないで

今後の人生を豊かにしていきたいと思いました。』

どちらも、書いた人の想いがとてもよく伝わってきました。自分が経験して感動し、心に深く感じたことを率直に言葉に著すことが大切です。文章にするのは苦手だという人もいるかも知れませんが、言葉にする力を高めるためにも、インプット、アウトプットの量を増やしながら、よく心を動かす生活を心掛けましょう。インプットとはよく感じ、心に留めること。アウトプットとは心に留めた感動を言葉に置き換えることです。友達と先生、そして美しい秋と心を交わし、やわらかな心で毎日を過ごしましょう。

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