塩野直道記念「第12回算数・数学の自由研究」作品コンクールにおいて、本校中学3年の野中さんが「最優秀賞」(塩野直道賞中学校の部)を受賞しました。これは国内最大規模を誇る算数・数学の探究コンクールで、今回の全応募総数は15,570点、特に中学校部門には11,380点の応募があり、その中からの受賞です。
数学が大好きな野中さんの研究テーマは、
「私たちは、あとどれくらいで大人?」標本データを利用した2群の差の検定
12月15日、東京でその表彰式がありました。以下は野中さんが寄せてくれた感想です。
12月15日、第12回算数・数学自由研究コンクール表彰式に参加いたしました。
受賞の知らせをいただいたときはあまりにも思いがけないことで驚きましたが、数学が大好きな私にとってこの上ない喜びでした。
表彰式では最優秀賞と優秀賞を受賞した方が各地から集まり、それぞれに研究に対する思いや伝えたいことを発表し、色々な考え方、発想を学ぶことができ、とても有意義な時間でした。また数学の先生方から講評をいただけたことも勉強になり、さらに研究を発展させるヒントをいただくことができました。
数学は日常生活においてあまり関係ないと思われがちですが、音楽や経済(景気)、人間の体、地形、ゲームなど様々なところで数学的な考え方が活用されています。
これらを発見することはとても興味深く、好奇心に繋がるのだということを、この受賞研究を通じて、少しでも多くの人が数学に興味を持ち、楽しく学習できるきっかけになることを期待しています。