賢明女子学院中学校・高等学校

光あれ 日々の所感 校長 松浦明生光あれ 日々の所感 校長 松浦明生

2025/04/07

2025年度1学期始業式

おはようございます。

新しい学年の1学期が始まりました。今日が一年のスタートです。皆さんも新しい学年のスタートにあたり、目標や計画を立てていることと思います。かけがえのないこの一年が、意味深く、充実した一年になるよう、それぞれの目標に向かって、一歩ずつ努力を積み上げていきましょう。賢明で学ぶ私たちは、「共に学び、共に成長する」という目的を持っています。そして、その道のりの中で、お互いを思いやり、お互いを支え合うことが何よりも大切です。

2025年度の聖書の言葉を、「コロサイの信徒への手紙 第3章12~15節」としました。

 

「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐みの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。

また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。」

 

テーマは「平和」と「愛」です。

この言葉には、私たちが互いにどのように接し、どのように歩むべきかが示されています。特に、「憐みの心、慈愛、謙虚、柔和、寛容」という言葉に注目したいと思います。新学期を迎え、新しいクラスで、新しい友人や先生方と出会い、様々な出来事を経験する中で、楽しいこともあれば、意見が合わず、悩むこともあるでしょう。そのような時こそ、お互いを思いやる心を持って、より良い関係を築き上げて欲しいと思います。

また、「愛を身に着けなさい」という言葉があります。友達との小さな親切の行い、家族への感謝の気持ち、そして、何よりも、自分自身を大切にすること。これらすべてが愛の実践に結びつきます。さらに、「キリストの平和が心を支配するようにしなさい」とあります。「平和が心を支配する」の意味は、心を沈め、深く感じて、人を思いやる優しさに満ちた心を持つことです。優しさに満ちた心を周囲に広げることが、平和につながるのです。

この新学期、皆さんひとり一人の優しさや思いやりが、そして勇気が、光となって、クラス全体、学校全体に満ちることを願っています。

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