賢明女子学院中学校・高等学校

少林寺拳法部 兵庫県高体連 選手強化合宿(8月22日~24日)

今年の夏の大きな行事も、残るはこの「選手強化合宿」となりました!
この合宿は兵庫県高体連少林寺拳法専門部が主催し、兵庫県内の少林寺拳法部で主将・副将を務める幹部部員に、部活を運営していく上で大切にして欲しい事を、技術や精神面を中心に伝えていく合宿です。今年も昨年同様、兵庫県立武道館にて3日間の日程で開催されました。練習内容は基本的な技術や資格別技術、運用法、筋力トレーニング、ランニング、と言うように全般的に技術の修得、体力強化を行い、2学期以降の秋季新人大会(近畿大会・全国選抜大会)で演武競技を行う際の注意点の確認・指導も行いました。
文字通り「合宿」ですから、とにかくハードです! しかも、各校で顧問をされている素晴らしい技術をお持ちの先生方が各時間の指導を担当されるので、質量共に濃いです!上杉も大変勉強になります。勿論、上杉も指導員として仰せつかりましたので、先生方に負けない様に努めました!
参加する賢明の部員は、この合宿がかなりハードであると先輩方から聴いていますので、かなりビビっていました。上杉もこの気持ちはよくわかります。高校生時に参加していましたから…。
しかし、ビビッて構えて何も吸収しないより、攻める気持ちでぶつかった方が、その時は辛くても絶対に収穫があります。「全力で楽しめ!」という姿勢は、この様な時に試されるのだと思います。上杉もこの合宿に参加させていただく時は、賢明生をはじめ兵庫県の高校生がこの3日間を乗り越えてくれると信じて、大切な事を伝えるようにしています。

他校の生徒と一緒に練習していると、たくさんの気づきがあります。
上杉が級拳士(見習い~4級)の技術指導を担当させていただいた時に、ある学校から一人で参加している男子生徒がいました。一人なので合宿の要領がわからずと言ったところでしょうか、はじめは少し落ち着きがなかった様に感じました。各校の状況によっては緑帯や茶帯などの浅い拳歴でもチームの幹部ですので、非常に大変なのは察する事はできます。しかし、彼らには、「この合宿に参加している以上、帯の色は関係ない。幹部として自覚を持ってもらう」と伝え、技術も武的要素の大切さを中心に伝え、どんどん身体を動かしてもらいました。
すると、動きは良くなる上に、日を追う毎に意欲も増して質問をしてくれるようになっていて、体力的に厳しくなっていくのですが、逆に気持ちで上げている様にも感じました。
普段は女子校で指導していますので、「男子生徒への指導はどこか感じが違うな~」と思っていましたが、頑張る気持ちを持っている人は、やはり「目」にチカラが入ってくる、変わってくるのは男女不問である事が改めてよくわかりました。

賢明生も普段男子と練習する事がありませんので、男子のパワーやスピードに驚きながらもよい刺激を受けていたと思います。級拳士全体の指導を上杉が担当した時に賢明の茶帯部員が二人いましたが、上杉がある練習メニューを思い出してしまったがために、ビックリするほどキツいメニューをやる事になったので、より一層  「鬼顧問」と映ったでしょう(笑)主将もこれからの部活を盛り上げるために、腰痛のひどい身体を気持ちで動かし、よく頑張って学ぼうとしていました。大きな怪我もなく乗り越える事ができたのは、ひとりひとりの「やってやる!」という気持ちの強さであり、今後もこの「負けない気持ち」で、これからの部活をまとめて欲しいと切に願っています。

次は2学期の「学院祭」です! 学院祭をCOLORFULにすべく、少林寺拳法部が舞台で大暴れします。皆さん、是非ご来場いただき、「全力女子」の勇姿をご覧いただければと思います。 文責 顧問  上杉

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